投資信託とは、単純に言えば「共同出資」です。「お金を出すだけ出して、取り引きは全て出来る人に任せる」というものです。
これは「投資して資産を増やしたいけれど、知識も経験もないし、大損するリスクが怖い」という人と、「知識も経験もある。資金さえ豊富なら安定して利益を出せる銘柄もピックアップしてある。でもお金がない」という人の利害が一致したために産まれたサービスです。
投資信託の肝となるのは、「信じて託す」事です。「誰にあなたのお金を託すのか」が最も重要となります。
自力で見極めなくてはいけない株式投資とは異なり、プロが運用してくれるので、損をするリスクは軽減されています。しかしあくまで投資ですから、リスクはゼロではありません。
リターンを大きく求めれば、当然ながらリスクも大きくなります。
株と同じように「銀行に預金するよりは利率が良いから」という程度の投資ならば、リスクも小さくなります。
基本的には投資信託は株式投資よりもリスクが低いですから、NISAで投資家デビューされる方は、信託を使って最初の2~3年で投資感覚を養い、その経験をもとに勉強し、株式で勝負をしてみるのがおすすめです。