投資信託は3種類ある

1つ目は「国内の株」を運用するもの。2つ目は「国内の債券」を運用するもの。3つ目は「海外の株や債券」を運用するものです。

株とはハイリターンを望める魅惑的な金融商品ですが、それだけのリスクが付き纏います。
株の値動きを読み切るのには知識と経験と情報収集力が必要で、素人には非常に難しくあります。
また、少ない資金では分散投資することが難しいです。個人の投資家はあまり多くの資金を持ち合わせていませんから、2つ3つの銘柄に集中して投資することが多いでしょう。
しかし、狭い範囲に集中していると何かあった時に受けるダメージが大きくなります。
こういったリスクを最小限に抑えられるのが投資信託です。投資信託で実際に運用するのは「ファンドマネージャー」という投資のプロです。
信頼できるファンドマネージャーを見抜く目は必要になりますが、リスクは大きく軽減されるでしょう。

また、投資信託は複数の投資家たちからお金を集めて行いますので、分散投資が可能となります。豊富な資金は「広大な土地」のようなものです。
広大な土地に「株」という名の種を植えれば、「株価暴落」という局地的な大雨が降ってきても、離れた場所に植えた種は被害を回避出来ます。
しかし、乏しい資金では、種を植える土地が狭く、大雨が当たったら種が全滅してしまうリスクあります。投資信託ならこのリスクを軽減できるわけです。

債券というのは、期限付きで国や地方公共団体にお金を貸し、期間満了時に貸した金額を返して貰い、期間中には利子をもらえるものです。株に比べローリスクですが、ローリターンになってしまいます。
着実性と安定感のある投資信託を求める投資家から人気のある運用です。

海外の株や債券を運用するメリットは、国内のものよりも高金利であるケースが高いということです。
デメリットは「為替」や「国際情勢」など、運用する上で気を配らなくてはいけないものが増えることです。価値の変動を起こす要因が多いということは、リスクも高まるということですから、ハイリスクです。
それだけのリターンを望める可能性がありますので、国際情勢に精通していて信頼できるファンドマネージャーに出会えれば、トライしてみるのも良いかもしれません。

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