株式投資とは

株を買って出資することを株式投資と言います。
株というものは「お金を払って得る優待券」の様なものとイメージしてください。
その優待券には「持っている人全員にXX%利益還元します。さらに、沢山応援してくれた人には、毎年XXをお得に利用できる券もプレゼントします」という約束がついています。
この約束の内容と、実現してくれる可能性などを鑑みて、投資家たちはお金を払って券を買います。つまり、券を買った時点で、売買は成立していることになります。
「経営難で、やっぱり会社を倒産させることにしました」となっても、「お金を返せ」ということは出来ないのです。優待券に書いてあるのは、「経営頑張る」「利益が出たら還元する」ということだけです。「失敗したら、お金を返します」という約束はされていないのです。
この「株」という名の優待券は、経営が破たんされてしまうとただの紙切れに変わってしまいますが、そうなる前であれば「優待券を返却するので、お金を返して」と言うことはできます。

しかしこの優待券の価値は、刻一刻と変わっていきます。
持っている優待券を高値で買い取ってくれる人がいる時に売りに出して利益を得ること。
持っている優待券の価値が下がってしまう前に、それなりの金額でもいいから買い取ってくれる人がいるうちに売りに出して損を回避すること。
これからもっと高値がつきそうな優待券を、安い値段のうちに買い取っておくこと。
これらが株式投資の基本です。

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